組み込み開発とOSの関係は?汎用OSとの違いから将来性まで
今回はSQLについてまとめていきたいと思います。
1. SQLについてのまとめ
SQLは厳密にいうとプログラミング言語ではありません。
SQLとは、1970年に開発されたデータベース言語です。
データベースを操作するための言語ですが、Webアプリケーションなどの開発では、データベースの学習はとても重要になってきます。
なぜなら、データベースを使用していないWebアプリケーションはほとんどないからです。
ECサイトの商品のデータや購入データはデータベースに入れて保管しています。
そのデータベースからデータを取り出して使います。
そのデータを取り出す時に使うのがSQLです。
また、データベースという大枠の中にはテーブルというものがあります。
図書館をイメージしてもらいたいのですが、データベースが図書館の書庫で、テーブルが棚、データが本のような感じです。
SQLを使って、データの保管や取得、更新、削除ができます。
また、テーブルにおいても作成、更新、削除ができます。
アプリ開発時にはデータベースを操作することもありますし、SQLを用いたデータ分析でビジネス活動を改善することも可能です。
2. SQLの基本操作
縦・列のテーブルをカラム、横・行のテーブルをレコードといいます。
2-1. はじめに
以下に基本的な操作を書きます。
SELECT:データベースからデータを引き出す
INSERT:データベースにデータを追加する
UPDATE:データベース上のデータを更新する
DALETE:データベース上のデータを削除する
CREATE:データベース・テーブルを新規作成
DROP:データベース上のテーブルごと削除する
ALTER:既存のデータに変更を加える
GRANT:データベースに対するアクセス権限を付与
REVOKE:権限を取り消し
COMMIT:データベースの更新内容を確定
ROLLBACK:データベースの更新内容を破棄
特に、データ操作用の「SELECT・INSERT・UPDATE・DELETE」の4つは使用する機会も非常に多いため、ぜひ覚えておきたい項目です。
2-10. NOT IN
2-11. LIKE
例えば、以下のような命令を書くこともできます。
WHERE name LIKE ‘あ%’;
このWHERE文は「nameのカラムの中で、アから始まるデータを抽出する」という指示になります。
2-12. NULL
逆に、IS NOT NULLは値が明確だということを表します。
2-13. LIMIT
2-14. ORDER BY
SELECT *
FROM *
ORDER BY height DESC;
ASCは昇順、DESCは降順になります。
2-15. GROUP BY
複数のデータごとに集計したいときに使用します。
例)
SELECT create_day,channel,COUNT(name)
FROM members
GROUP BY create_day,channel;
・集計関数一覧
COUNT:レコード数MAX:最大値
MIN:最小値
SUM:合計
AVG:平均
2-16. 意識すること
予約語(SELECT、WHEREなど)は大文字にしましょう。
小文字でも動きますが、予約語を大文字にすることで、テーブル名やカラム名と見分けがつきやすくなります。
また、予約語の前で改行しましょう。
最後に、データが多い場合はLIMITを用いて処理を速くしましょう。
2-2. 基本構文
SELECT 列名
FROM テーブル名;
データを絞り込む場合の構文
SELECT 列名
FROM テーブル名
WHERE 列名・条件式・値;
後々つまづかないためにも、まずは命令項目と構文をあらかた習得しておくのがいいでしょう。
2-3. AS
SELECT sex AS ‘性別’
FROM *;<
この*は、全部のカラムを指定するという意味です。
2-4. DISTINCT
SELECT DISTINCT(cigarettes)
FROM *;
2-5. WHERE
SELECT age, height
FROM *
WHERE height > 160;
2-6. AND
SELECT *
FROM human
WHERE sex = ‘女’ AND cigarettes = ‘吸わない’;
2-7. OR
2-8. BETWEEN
2-9. IN
WHEREの行で使われます。
3. SQLの勉強法
SQL関連の書籍や参考書を繰り返し読みましょう。
初心者の場合は難しい専門用語が少なく、図解を用いて説明されている書籍を選ぶことがおすすめです。
初心者向けの書籍では基本的な知識が網羅されているため、一通り読んで全体像をつかんでおくのがおすすめです。
SQLを打ち込む環境が用意されているサイトも利用しましょう。
実際に定型文の打ち込みや操作を試してみましょう。
「自分のパソコンにデータベースの環境構築をするのはハードルが高いと感じる初心者も多いですが、SQL勉強用のサイトを利用すればブラウザ上で打ち込みの練習ができます。
基本構文を理解する:20~30時間目安
練習問題で反復練習する:10~20時間目安
データベースを操作するためのSQLの環境を構築する:2~5時間目安
データベースを操作する:20時間~30時間目安
4. まとめ
いかがだったでしょうか。
SQLをひたすら練習するようになれば、仕事として使用できる日も近くないでしょう。
最初は難しいですが、お互い頑張りましょう。
ありがとうございました。