【初心者用】ASP.NETのサーバーコントロールの種類をまとめてみた~リスト系編~
公開日: 2022/9/21
更新日: 2022/9/21
ASP.NET Webフォームで使われるサーバーコントロールについてまとめてみたので、メモがてら記事にします。
それぞれのサーバーコントロールについて、固有のプロパティ等を具体例を交えてざっくり説明していきます。
(ID等の共通するプロパティは別記事で説明しているため、今回は取り上げません)
今回は、複数ある項目から1つ、もしくは複数選択するリスト系のコントロールについて説明してきます。
リスト系のサーバーコントロールの種類は、以下になります。
・ListBox コントロール
・DropDownList コントロール
・CheckBoxList コントロール
・RadioButtonList コントロール
サンプルコードの開発環境は、
・Microsoft Visual Studio Community 2022
実行ブラウザは
・GoogleChrome
です。
それぞれのサーバーコントロールについて、固有のプロパティ等を具体例を交えてざっくり説明していきます。
(ID等の共通するプロパティは別記事で説明しているため、今回は取り上げません)
今回は、複数ある項目から1つ、もしくは複数選択するリスト系のコントロールについて説明してきます。
リスト系のサーバーコントロールの種類は、以下になります。
・ListBox コントロール
・DropDownList コントロール
・CheckBoxList コントロール
・RadioButtonList コントロール
サンプルコードの開発環境は、
・Microsoft Visual Studio Community 2022
実行ブラウザは
・GoogleChrome
です。
1. ListBox
ListBoxコントロールは、1つ、もしくは複数選択させるリストを配置するコントロールです。
ListBoxに表示する選択肢は、Itemsプロパティで設定します。
また、そのItemsプロパティに設定した項目に対して、それぞれ設定するプロパティもあります。
それらの設定を行う際、プログラム内の処理で追加することも可能ですが、起動時点で中身が入っているものを作成することも可能です。
その際は、以下のようにプロパティウィンドウのItemsプロパティ右端にある「…」ボタンをクリックすることで、設定用のエディタが開かれます。
・Items
リストに表示する項目。
プログラムによる処理での追加や、ソース段階での追加が可能。
・Rows
画面内に表示する行数。
実行時に項目が収まりきらない場合は、スクロールバーが追加されます。
・SelectionMode
選べる項目数。
1項目のみ(Single)か複数選択(Multiple)があります。
Items内
・Enable
項目の有効/無効判定。
無効(False)にしている場合、リストに表示されません。
・Selected
最初に選択されているかどうかの判定。
Trueにした項目が、画面表示時に選択されています。
また、SelectionModeがSingleになっている(1項目のみ選択)時に2項目以上のこのプロパティがTrueになっているとビュー画面で以下のようなエラーが表示され、実行してもエラーで動かなくなりますので注意が必要です。
・Text
項目の表示テキスト。
ユーザー側が見るリストはこちらが表示されます。
・Value
項目が持っている値。
ユーザー側からは見えない値です。
エディタやプログラムで追加した場合はTextと同じ値が初期値として入ります。
プログラムソースとデザインは以下になります。
ListBoxに表示する選択肢は、Itemsプロパティで設定します。
また、そのItemsプロパティに設定した項目に対して、それぞれ設定するプロパティもあります。
それらの設定を行う際、プログラム内の処理で追加することも可能ですが、起動時点で中身が入っているものを作成することも可能です。
その際は、以下のようにプロパティウィンドウのItemsプロパティ右端にある「…」ボタンをクリックすることで、設定用のエディタが開かれます。
主なプロパティ
ListBox内・Items
リストに表示する項目。
プログラムによる処理での追加や、ソース段階での追加が可能。
・Rows
画面内に表示する行数。
実行時に項目が収まりきらない場合は、スクロールバーが追加されます。
・SelectionMode
選べる項目数。
1項目のみ(Single)か複数選択(Multiple)があります。
Items内
・Enable
項目の有効/無効判定。
無効(False)にしている場合、リストに表示されません。
・Selected
最初に選択されているかどうかの判定。
Trueにした項目が、画面表示時に選択されています。
また、SelectionModeがSingleになっている(1項目のみ選択)時に2項目以上のこのプロパティがTrueになっているとビュー画面で以下のようなエラーが表示され、実行してもエラーで動かなくなりますので注意が必要です。
・Text
項目の表示テキスト。
ユーザー側が見るリストはこちらが表示されます。
・Value
項目が持っている値。
ユーザー側からは見えない値です。
エディタやプログラムで追加した場合はTextと同じ値が初期値として入ります。
使用例
リストボックスと、簡単な動作をするボタンを配置した画面を作成してみます。プログラムソースとデザインは以下になります。
- <%@ Page Language="vb" AutoEventWireup="false" CodeBehind="WebForm4.aspx.vb" Inherits="WebApplication1.WebForm4" %>
-
<
2. DropDownList
DropDownListコントロールは、1つのみ選択させるドロップダウンリストを配置するコントロールです。
プログラムソースとデザインは以下になります。
主なプロパティ
基本的なプロパティはListBoxと同じですが、異なる点として、こちらはドロップダウンリストなので表示行数(Rows)や選択可能項目数(SelectionMode)がありません。使用例
ドロップダウンリストと、簡単な動作をするボタンを配置した画面を作成してみます。プログラムソースとデザインは以下になります。
- <%@ Page Language="vb" AutoEventWireup="false" CodeBehind="WebForm4.aspx.vb" Inherits="WebApplication1.WebForm4" %>
-
-
-
-
-
aa
-
bb
- &nbs
3. CheckBoxList
CheckBoxListコントロールは、複数選択が可能なチェックボックスのリストを配置するコントロールです。
プログラムソースとデザインは以下になります。
主なプロパティ
基本的なプロパティはListBoxと同じですが、異なる点として、こちらはチェックボックスのリストなので表示行数(Rows)や選択可能項目数(SelectionMode)がありません。使用例
ドロップダウンリストと簡単な動作をするボタンを配置します。プログラムソースとデザインは以下になります。
- <%@ Page Language="vb" AutoEventWireup="false" CodeBehind="WebForm4.aspx.vb" Inherits="WebApplication1.WebForm4" %>
-
-
-
-
-
aa
-
bb
-
4. RadioButtonList
RadioButtonListコントロールは、1つのみ選択させるラジオボタンリストを配置するコントロールです。
・TextAlign
ラジオボタンに対するテキストの位置(初期値は右)
プログラムソースとデザインは以下になります。
主なプロパティ
基本的なプロパティはListBoxと同じですが、異なる点として、こちらはラジオボタンのリストなので表示行数(Rows)や選択可能項目数(SelectionMode)がありません。・TextAlign
ラジオボタンに対するテキストの位置(初期値は右)
使用例
ラジオボタンのリストと簡単な動作をするボタンを配置した画面を作成します。プログラムソースとデザインは以下になります。
- <%@ Page Language="vb" AutoEventWireup="false" CodeBehind="WebForm4.aspx.vb" Inherits="WebApplication1.WebForm4" %>
-
-
-
-
-
aa
-
bb