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【ソフトウェアテスト】ソフトウェア開発とテスト活動について ①

ソフトウェアはほとんどの場合、複数の機能を組み合わせてシステムを構築し、さまざまなシステムをまとめたものを運用する想定で開発プロジェクトが進行します。Webシステム開発、アプリケーション開発、組み込みシステム開発など、開発プロジェクトにもそれぞれ種類はありますが、アプリケーションに付随するWebサービスを展開する場合にWebシステムを開発したり、組み込みシステムと連携するアプリケーションを展開する場合にアプリケーション開発をするなど、複数のサービスやプラットフォームが関連しているのがソフトウェアの現状であり、開発プロジェクトもそれに伴って複雑で多様な関係性の中で進行していきます。このため、何か一つを開発して終わりとなることはほとんどなく、開発プロジェクトの開始・終了・進行中に至るまで、そのほか複数の開発プロジェクトの進行も関連してきます。とはいえ、多くのプロジェクトが相互に関連しながら進行しているとしても、プロジェクト進行の工程という点でいうならば、サービスやシステムの企画と検討に始まり、リリース後の継続的な運用保守から運用の終了に至るまでを一つのサイクルとして、開発プロジェクトは段階を経て進行していくといえます。

テスト(運用・保守・サポート)

【基礎】useEffect.useStateについて

Reactを使用した開発の勉強をしているので、頻繁に使用するuseEffectやuseStateなどのHooksにして基本的な用途と作業した例をまとめます。

その他(PG/フロントエンド)

Go言語で超簡単なアプリケーションを開発してみた

こんにちは、今回はGo言語を使用したアプリケーションの作成を行っていきます。Go言語はGoogleが開発したプログラミング言語で、C言語のようなシンプルな構文とJavaのような並行処理のサポートが特徴です。Go言語を使用することで、高速で安全なアプリケーションを作成することができます。それでは、実際にアプリケーションを作成する手順を見ていきましょう。

製造・コーディング(PG/バックエンド)

CIとは何か?代表的なCIツールの特徴とメリット・デメリットを解説

CIとは、開発者がコードを頻繁に統合し、自動的にテストやビルドを行うことで、品質や効率を向上させる手法です。 CIを実現するためには、CIツールと呼ばれる専用のソフトウェアが必要です。 CIツールは、コードの変更を検知し、自動的にテストやビルドを実行し、結果を報告する機能を提供します。しかし、CIツールには様々な種類があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。 では、どのようにしてCIツールを選ぶべきでしょうか? この記事では、代表的なCIツールの概要と選び方について解説します。

学習・スキル

ウォーターフォール開発とアジャイル開発の違いとは?メリット・デメリットを解説!

システム開発の世界は、さまざまな開発手法がありますが、中でも「ウォーターフォール開発」と「アジャイル開発」は、その代表的なものとして多くのプロジェクトで取り入れられています。しかし、これらの開発手法を聞いたことはあっても具体的にどのように異なるのか知らない方も多いかと思います。この記事では、ウォーターフォール開発とアジャイル開発の違いを明確にし、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。さらに、最近注目されているハイブリッド開発についても触れていきますので、システム開発の手法を選ぶ選択肢の参考として、ぜひお役立てください。

【ソフトウェアテスト】欠陥分析手法について

「【ソフトウェアテスト】不具合報告のインシデントレポートについて」記事で記載したとおり、インシデントはチケット作成して報告されたのち、内容を分析して対応をし、作成から完了に至るまで管理します。そうして蓄積されたインシデントレポートは、報告対応されたそのレポート自体が、以降で類似の現象を検出した際の資料として用いられる面もありますが、内容を分析することで、今後の開発品質向上を目指すための判断材料として活用することができます。いずれのインシデントレポートも、何かしら問題があったから作成されているものであり、問題点は解決した時点で完了とはせずに、内容を振り返って同じ轍を踏まないように以降の活動を随時改善していくことが肝要です。近年のアジャイル化が進んでいるプロジェクトなどの場合は、直近の開発内容に対するインシデントレポート単体を都度分析するような時間も設けられずに次々進んでいくことがありますが、プロジェクト全体としてインシデントレポートを統合管理し、アジャイル開発の各プロジェクト進行とは別途で機会を設けて、振り返りと共に不具合分析を行うことは、高品質な開発を目指す上で必要な活動です。ソフトウェア開発現場の現状として、プロジェクト形式もインシデントレポート形式もさまざまある状況なので、欠陥分析の手法もこれが絶対という唯一のものではなく、状況や期間などに合わせて必要な手法でアプローチをすべきです。統計的内容に基づく分析、インシデントごとの要因に基づく分析、その両面からの分析など、どのような面からアプローチするかによって用いる手法もさまざまあります。

テスト(運用・保守・サポート)

【ソフトウェアテスト】ソフトウェア開発とテスト活動について②

「【ソフトウェアテスト】テストレベルについて ①」記事に記載のとおり、開発ライフサイクルモデルには形式や期間によってさまざまなモデルがあり、テストを実施するタイミングもモデルによってさまざまです。先に挙げた開発工程の例である要件定義→設計→開発→テスト→リリース/保守を一連の流れとする開発ライフサイクルも、このフローを開発期間の流れとして実施するのはあくまでウォーターフォール型モデルのようなシーケンシャルな開発ライフサイクルであり、イテレーティブ開発モデルやインクリメンタル開発モデルでは、各工程とテストが同時に進行したり、無駄をなくすことを目的としてあえて一部工程を省くこともあります。V字モデルは各工程とテストが同時進行する例です。要件定義の段階で要件定義に対するテストを実施、システム設計の時点で設計された内容に対してテストを実施といったかたちで、開発完了後にようやくテストではなく、常に工程の早期段階でテストを実施します。開発完了後のテストで不具合が検出されると工程の手戻りが発生してしまい、工数に無駄が生じますが、早期にテストを実施することにより、上流工程の段階で不具合や懸念を可能な限り取り去って開発作業の手戻りを少なくし、無駄な工数の増加を防いだり、最終的な品質の向上を目指すことができます。このようにV字モデルの左側で行う開発活動に対して早期にテストを実施して効率的な開発活動を目指す手法をシフトレフトと呼びます。イテレーティブ開発モデルやインクリメンタル開発モデルとなると、さらに各工程とテストが早期段階で実施されていきます。全体的な流れをより細かく迅速に行い、それを細かく繰り返していくサイクルが、現在のソフトウェア開発形式の主流になってきています。

テスト(運用・保守・サポート)

【初心者目線】Webアプリケーションの開発 最終回

【初心者目線】Webアプリケーションの開発 最終回について書きます!

【初心者向け】コンピュータの仕組み

コンピュータの仕組みについてまとめました。コンピュータの仕組みは、業務の内容がバックエンドかフロントエンドかにかかわらず、知っておいた方が良い知識となっています。ぜひ最後までお読みください!

その他(SE)

【ソフトウェアテスト】デシジョンテーブルテスト

さまざまな入力値が想定されており、それぞれの入力値を統合した結果として複数の状態を返すようなシステム仕様に対しては、デシジョンテーブルテスト技法を用いることで、複雑な条件を整理することができます。サービス利用時に新規アカウントを作成するような場面で、ユーザー情報を入力して登録する機能を想定した場合、[名前(ローマ字)][よみがな][任意のパスワード][パスワード確認入力][年齢][住所]などを入力し、それらの入力値が全て正常であれば登録処理を進めて、入力値のうち1つでも正常ではない値が入力されている場合は、エラーメッセージを表示して再度入力を促すようなシステムがあります。対象のステータスによって期間限定のサービス適用有無を判定するようなシステムでも、サービス対象となるかどうかを複数条件から判定するような仕様が想定されます。5年以上サービスを利用していて、アカウントの利用者ランクがゴールド以上の場合、商品購入時の金額から5%をサービス固有ポイントとして還元するというイベントを、n年n月n日~n年n月n日まで開催するといった追加開発システムのテストをする際に、デシジョンテーブルによってテスト対象を適切に抽出できます。

テスト(運用・保守・サポート)

【ソフトウェアテスト】ユースケーステスト

ユースケース(use case)テストとは、システム開発要件や機能仕様などのテスト対象に対して利用者サイドから想定しうるテスト対象の使用状況や相互の作用をユースケースとしてシナリオを想定することで、対象の利用に際して問題がないかを主軸にしてテストを行う手法です。シナリオを想定してテストを行うため、シナリオテストと混同されやすいですが、シナリオテストと比較してテスト対象や目的やテストの粒度など違う部分があるので、ユースケーステストとシナリオテストはそれぞれ別の手法として、実施するテストケースに応じて使い分けが必要です。シナリオテストは主に特定の機能や操作の流れを一連のシナリオとしてテストするもので、対象となる仕様や要件のみならず、ストーリーとして関連が想定される動作や異常系処理などもテストスコープに含むため、ユーザーサイドの視点で対象に対して詳細なテストを実施しますが、ユースケーステストは、あくまで対象となる仕様や要件から想定されうるユーザーストーリーをテスト対象とする前提で、シナリオテストよりもテストスコープは狭くなると想定されます。また、記事内にて後述しますが、ユースケース図を用いていることもユースケーステストの特徴であり、シナリオを順序立てる記述形式はシナリオテストもユースケーステストも同様ですが、テストケースの整理や共有の方法によってテストケース自体をレビューできるため、静的テストのアプローチがしやすいテスト技法です。

テスト(運用・保守・サポート)

【ソフトウェアテスト】シナリオテスト

シナリオテストはユーザー視点で利用場面を想定し、操作フロー、入力値、発生する正常系挙動異常系挙動など、ユーザーが利用する一連の流れを想定したうえで発生しうるストーリーを元にテストを実施する手法です。ブラックボックステスト技法はさまざまあり、あくまで無数に存在しうるテストケースから粒度や対象を整理抽出してより広く浅いテストケースを目指すようなものがほとんどです。しかし、複数機能をもつシステムを実際に利用する際には、複数回の遷移を繰り返したりシステムが何重にも関連したりするので、1つの機能を対象としたテストや、2つ3つの機能間の関連をテストしただけでは、再現し得ないような組み合わせでの不具合が発生する懸念は常にあります。フリーチェックやモンキーチェックなどと呼ばれるものも、結局は「ユーザーなら再現しうる」可能性を想定して実行するものですが、それを数値や手順を明確にしてより詳細にテストし、かつ明示することでその内容をテストの履歴としたり、テストの要件自体もレビューなどで評価対象とできることがこのシナリオテスト手法の利点と考えられます。また、ユーザーのストーリーを元にテストするという点から、よりユーザーサイドでの視点から評価できるため、単純に欠陥を検出するのみならず、UI/UXの評価検討なども実施することができます。

テスト(運用・保守・サポート)

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