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【テストの種類】結合テスト

結合テストとは、システム開発におけるテスト手法の1つです。システム開発では、結合テストの他に単体、機能、システムテストなどがあり、開発工程によって実施するテストが異なります。結合テストは複数のプログラムやモジュールを同時に稼働して行う動作テストで、モジュール同士を結合した際に意図した通りに動作するかの検証を行います。結合テストは、事前にテスト仕様書を作成し、テスト項目を決めてからテストを行います。結合テストの項目は前段階の単体テストが全て完了していることが前提となります。結合テスト前に行う単体テストは、個々の機能やモジュールが単体で動作するかを検証するテストになります。単体テストで行ったテスト項目は結合テストでは殆ど行わないか、簡易的に確認することが一般的です。結合テストでは、ただ動作するかのテストを行うのではなく操作と機能動作の組み合わせが正しいか、仕様書通りに機能しているかについても検証します。単体テストによって個々で正しく動作することが確認された機能やモジュールを対象とし、機能間の連携や一連の機能が仕様書通りに正しく動作するのかを確認します。

初心者

【まだ現役?】COBOLの現在と将来性

COBOL(Common Business-Oriented Language)は、主にビジネスアプリケーションの開発に使用されるプログラミング言語です。1959年に開発され、それ以来、経済、財務、および行政の分野で幅広く利用されてきました。COBOLは、大規模なデータ処理やトランザクション処理に特化しており、特に企業のバックエンドシステムで使用されることが一般的です。

【ソフトウェアテスト】不具合報告のインシデントレポートについて

開発プロジェクトで発生した問題はインシデントとして、管理・分析・対応が必要です。プロジェクト全体を通しての問題となるとかなり範囲は広く、人的トラブルやステークホルダー間での問題など、開発しているプロダクト以外の問題も含んでしまうので、本記事では主にプロダクトのテストに関して検出された動作の不具合(バグ)に焦点を絞って記載します。プロダクトのテストに際して検出した不具合は、報告・対応したあとは蓄積データとして、引き続きプロジェクトで参照・活用されます。実際の開発現場によっては、早期レビューでのやりとりに関するものや、開発とテスターが口頭で連携できるような状況で報告即時対応できる程度の不具合対応など、状況により必ずしも定められたドキュメントの形式で報告されるものとは限りませんが、可能な限り検出対応した不具合は履歴を残しておくことで、プロダクトの品質向上を目指すことができます。ほとんどの場合は不具合管理に別途外部のbug tracking system(BTS)を使用しています。BTSはインシデントレポート1件をチケットという1単位で扱います。チケットの形式や内容が必ずしも同一の形式に沿っているというものではありませんが、不具合の報告管理をするチケットの内容は、管理運用の観点から記載が必要となる項目はある程度決まっています。余談ですが、BTSは不具合報告のみならず、チケット駆動開発 (TiDD) を実施するプロジェクトでは開発作業自体の管理進行目的で使用される場合もあります。

テスト(運用・保守・サポート)

【Mac OS】簡単なバッチファイル作成

そもそもバッチファイル(batch file)とは、Windows環境において実行したいコマンド列が記述されたテキストファイルです。拡張子が「.bat」のため、BATファイルとも呼ばれます。その他にも「.sh」拡張子も使用されます。Mac OSでは「.command」や「.sh」が拡張子になります。バッチファイルにコマンドを記述してその処理を順番に実行することを、バッチ処理と言います。つまり、バッチファイルに上からコマンドを書いていけば、その順番で実行されるということです。頻繁に実行する処理の一連の流れをバッチファイルに記述しておけば、いつでもまとめてその処理を実行できます。バッチファイルのコーディングには、RubyやPythonといったスクリプト言語が用いられます。

学習・スキル

【ソフトウェアテスト】ソフトウェア開発とテスト活動について②

「【ソフトウェアテスト】テストレベルについて ①」記事に記載のとおり、開発ライフサイクルモデルには形式や期間によってさまざまなモデルがあり、テストを実施するタイミングもモデルによってさまざまです。先に挙げた開発工程の例である要件定義→設計→開発→テスト→リリース/保守を一連の流れとする開発ライフサイクルも、このフローを開発期間の流れとして実施するのはあくまでウォーターフォール型モデルのようなシーケンシャルな開発ライフサイクルであり、イテレーティブ開発モデルやインクリメンタル開発モデルでは、各工程とテストが同時に進行したり、無駄をなくすことを目的としてあえて一部工程を省くこともあります。V字モデルは各工程とテストが同時進行する例です。要件定義の段階で要件定義に対するテストを実施、システム設計の時点で設計された内容に対してテストを実施といったかたちで、開発完了後にようやくテストではなく、常に工程の早期段階でテストを実施します。開発完了後のテストで不具合が検出されると工程の手戻りが発生してしまい、工数に無駄が生じますが、早期にテストを実施することにより、上流工程の段階で不具合や懸念を可能な限り取り去って開発作業の手戻りを少なくし、無駄な工数の増加を防いだり、最終的な品質の向上を目指すことができます。このようにV字モデルの左側で行う開発活動に対して早期にテストを実施して効率的な開発活動を目指す手法をシフトレフトと呼びます。イテレーティブ開発モデルやインクリメンタル開発モデルとなると、さらに各工程とテストが早期段階で実施されていきます。全体的な流れをより細かく迅速に行い、それを細かく繰り返していくサイクルが、現在のソフトウェア開発形式の主流になってきています。

テスト(運用・保守・サポート)

IVEC学習①

IT検証技術者認定試験(IVEC)とは、一般社団法人IT検証産業協会(IVIA)が認定するテストエンジニアの資格試験です。特徴はテストの現場における実務を重視していることです。IVECのキャリアクラス(下図参照)ごとに実務力を問う記述式試験を設けており、その合格者(認定者)には実際の現場でも安心して仕事が任せられると、業界でも高い評価を受けています。2024年春期試験より従来の試験レベルを再編し、テスタークラス、デザイナークラス、 アーキテクトクラスにすると共に、新たに、初心者向けのアシスタントクラス、専門家として活躍できる エバンジェリストクラスを新設しました。各クラスの試験の合格者を認定者とし、認定証を発行します。

学習・スキル

【初心者向け】ソースファイルの分割について

プログラム言語について学習していると、実際にコードを書くことが多くなると思います。最初の方は簡単で短いコードを書いて練習をしていくと思いますが、慣れてくると、長いコードや簡単なシステムを作ることが増えていくと思います。その際に、一つのソースファイルの中で処理を書いていくと思いますが、100〜1000行ほどになっていくとエラーが出た際にどこでエラーが出たのか、どこでどういった処理をしているのか探すのが大変になります。その時に必要になってくるのが、ソースファイルを分割するということです。ソースファイルだけではなく、プロジェクトを分割することもあります。このようにソースファイルやプロジェクトファイルを分割することのメリットが多くあるので、今回はソースファイルを分ける方法の一例を提示しながら、メリットを解説していきたいと思います。

初心者

【初心者向け】ORMとは

ORMとは英語でObject-Relational Mappingといい、オブジェクト指向プログラミング言語とリレーショナルデータベースとのマッピングを行うものになります。またそれぞれの互換性を向上させるために設計されたプログラミング技術でもあります。ORMの基本的な構造として、プログラミング言語のクラスとデータベースのテーブルを関連付けや対応付けを行うことから始まります。これにより、エンジニアは直接SQLクエリを作成することなく、ORMを通じてデータベースとやりとりを行うことができます。そもそもオブジェクト指向プログラミング言語と、リレーショナルデータベースとはなにかを簡単に説明します。オブジェクト指向言語:データ(オブジェクト)とそれに関連する操作(メソッド)を組み合わせてプログラムを構築するプログラム言語のことです。リレーショナルデータベース:データを表形式で管理するデータベースの一種です。リレーショナルデータベースでは、データが複数のテーブルに分割され、それらの表の間に関係性が定義されています。ではなぜORMという技術が出てきたのでしょうか。

初心者

【初心者向け】データベースセキュリティについて

データベースを設計する際や、不正アクセスがあった際にセキュリティを見直したり考えたりする必要があると思います。今回はデータベースセキュリティについてどういった内容なのか、どういったことを考慮して設計すればよいのか解説していきたいと思います。

初心者

【初心者用】SAP学習2

前回まではSAPの歴史や商品の内容について見てきました。今回は導入部分から見ていこうと思います。

製造・コーディング(PG/バックエンド)

自宅のWindowsでSpring Framework~sts4の導入~

Spring Frameworkは、JavaでWebアプリケーションや企業向けアプリケーションを構築する際に広く使われているフレームワークです。Spring Frameworkを学習することによって、以下のようなメリットがあります。

開発環境関連(インフラ)

【C# WPF】WPFを理解したいC#初心者の話【プロジェクト作成編】

C# WPFについて学んでいく過程を備忘録として残して置きたいと思います。

製造・コーディング(PG/フロントエンド)

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